滋賀県大津市にて屋根修理〈色褪せて劣化したスレート屋根をスーパーガルテクトでカバー工法〉
2023/02/10
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
滋賀県大津市のお客様より、屋根の色あせが気になるとのご相談をいただきました。
現地調査にお伺いしたところ、スレート屋根の表面は塗装が完全に剥がれ、防水機能が失われている状態でした。
スレートは10年ごとの塗装が推奨されますが、塗装はあくまで表面の保護に過ぎません。
「何度も足場を組んで塗装を繰り返すのは、手間も費用ももったいない」というお客様のご希望を汲み、今回は今後数十年にわたって塗り替えが不要になる、断熱材一体型のスーパーガルテクトによるカバー工法をご提案しました。
滋賀県大津市にて屋根修理をおこないました。
スレート屋根からスーパーガルテクトのカバー工法です。
施工の様子
こちらが施工前の様子になります。

雨漏りなど大きな被害こそ起こっていないものの、屋根材表面の褪色が進み、美観を大きく損なっています。
今回の既存屋根はスレートでしたが、屋根はどんな屋根材が使われているかで寿命(耐用年数)が大きく変わります。
スレート表面の褪色は、ただ見た目が悪いだけでなく、雨水を吸い込みやすくなっている証拠です。
ルーフィングシート
カバー工法では、まず既存屋根の上にルーフィングを敷いていきます。

既存屋根の上から新しいルーフィングを隙間なく敷き詰めます。
今回はカッパ23というルーフィングを使用しました。ルーフィングを古い屋根材に釘で固定するのですが、この釘穴を塞ぐシール性が高い点がポイントです。
屋根材の劣化状態から今回こちらを使用しました。
これにより、万が一表面の屋根材を雨水が抜けても、下でしっかり食い止める「二重の防水ライン」が完成して、雨漏りリスクを抑えてくれます。
スーパーガルテクト施工
ルーフィングを敷き終えれば、その上から新しく屋根材を葺いて完工となります。

仕上げにスーパーガルテクトを葺き上げました。
この屋根材は軽量で耐震性に優れるだけでなく、高い断熱性能を持っています。
スレート1枚だった頃に比べ、屋根裏の温度上昇を抑えることができるため、「屋根のリフォームをしたら、夏場のエアコンの効きが良くなった」と喜ばれるお客様も多い、非常に満足度の高い屋根材です。
板金や下屋の施工

最後に下屋にも同じようにカバー工法を行います。また棟板金などの各所の板金を収めて完工です。
今回スーパーガルテクトは、元のスレートのお色に近い、シェイドワインレッドをお選びになられました。
ちぢみ塗装と相まってシックで高級感のある仕上がりです。
施工担当者より
バー工法の大きな魅力は、スピーディーな工期です。
既存の屋根を剥がさないため、解体による騒音やホコリを最小限に抑えられ、今回の工事も天候に恵まれたこともあり3日間で完工いたしました。
お住まいの方の生活リズムを壊すことなく、屋根を新品の状態に生まれ変わらせることができます。
スレート屋根のメンテナンス時期は、一般的に10年と言われます。
しかし、「塗装でしのぐのか、カバー工法で将来の不安をなくすのか」は、今の屋根の状態と、あと何年そのお家に住み続けたいかによって決まります。
今回の現場のように、屋根下地の劣化が進む前であれば、カバー工法はコスト・性能共に最高の選択肢になります。
滋賀で「うちは塗装がいいの?カバーがいいの?」と迷われている方は、ぜひ山口板金にご相談ください。代表の山口が、お客様のライフプランに合わせた最適な答えを一緒に考えます!
| 現場住所 | 滋賀県大津市 |
|---|---|
| 施工内容 | カバー工法 |
| 施工箇所詳細 | 屋根全体 |
| 施工期間 | 3日間 |
| 使用屋根材1 | スーパーガルテクト(シェイドワインレッド) |
